別所温泉「常楽寺」から塩田「中禅寺」へ [*・喫茶室(地域)・*]
お寺さんより御茶処のことを先に書いてしまいましたが
上田市指定有形文化財「常楽寺」です。
「常楽寺」
この寺は天台宗金剛山照明院常楽寺といい北向観音の本坊で
本尊は妙観察智阿弥陀如来、開山は慈覚大師と伝えられている。
京都南禅寺の開祖大明国司が正応5年(1292)に信濃の国塩田別所常楽寺で
十不二門文心解を書写した文献があり古くから学問寺として名高く
創建当時より名僧高僧がここに錫をとどめている。
いまの本堂は江戸中期の享保年間(1716~36)に建立されたもので
別所三楽寺〈常楽、安楽、長楽(消失)〉の一寺として多くの信仰をあつめている。
手前に見える松も樹齢300年という見事な松でした。
重要文化財になっている石造多宝塔も
この奥のひんやりとした林の中にあります。
本堂脇の池には蓮スイレンの花もきれいに咲いていました。
この後、先に紹介した御茶処で涼んだ後
塩田平の「中禅寺」に向かいました。
こちらのお休み処「ちょん休庵」もテレビで紹介されていたので
寄ってみたいと思っていた場所でした。
写真は、国指定重要文化財の「中禅寺薬師堂」
平安時代末から鎌倉時代初期に建てられたと考えられている
中部日本最古といわれる貴重な建物だそうです。
長野県宝の「中禅寺木造金剛力士立像」
怒りの表情も誇張を押さえた、都風の典雅な感覚が表現されています。
と、説明文がありましたが
納得の阿形(右)と吽形(左)の表情でした。
説明文を写真に収めてしまうと安心してしまって
その場でよく読まないとダメですよね。
力士像の写真も
よく読んでいれば
もっと違った写真を撮ったのに・・・(;´Д`A ```
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