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研修旅行一日目(群馬県富岡製糸場) [総務・企画委員会]

平成21年11月12日(木)
建築士会埴科支部(事務所協会と合同)の研修旅行一日目
19名の参加者を乗せたバスは、最初の見学場所
敷地面積 51,596㎡(15,608坪) 東京ドームより約1,500坪も大きい
群馬県富岡市の富岡製糸場に到着しました。
写真は、明治5年(1872)建築 長さ104.4m 幅12.3m 高さ14.8m
重要文化財に指定されている「東繭倉庫(ひがしまゆそうこ)」
集合写真を撮った後、ボランティアガイドの方の説明を聞きながら約1時間の見学をしました。
一生懸命メモもとったのですが・・・
富岡製糸場のホームページを見ていただくのが一番分かりやすいかと思います。
ヾ(´Д`;●) ォィォィ m(。≧Д≦。)m

説明看板を撮ってきましたので・・・ご覧ください。

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説明看板にもありますが、そうは言っても簡単に・・・
明治政府は、建設の指導者としてフランス人のポール・ブリューナを雇い
設計は横須賀製鉄所建設に携わったフランス人のオーギュスト・バスチャンが担当
日本の大工さんが尺貫法に直し、木で柱と梁を組み
壁にレンガを積み上げて造る「木骨レンガ造」で建てられました。
明治4年3月に着手され、5年7月には主要な建物が完成し、10月に操業開始
官営から民間に払い下げになりましたが、昭和62年3月に操業停止するまで
115年間にわたり休むことなく製糸工場として活躍し続け
操業停止後も今日まで保存管理されてきたことにより
建造物は創業当初のままで残されています。


明治6年(1873)建築 女工館


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女工館説明看板 m(。≧Д≦。)m
 

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明治5年(1872)建築 長さ140.4m 幅12.3m 高さ12.1m 繰糸場(そうしじょう)
当時の日本にない建築工法「トラス構造」を用い、柱のない広い空間が保たれ
採光のため多くのガラス窓を設け、電気がなくても明るい内部としています。

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工女時代の回想録「富岡日記」の著者である横田英(和田英)は
松代町の出身で、松代から3日間歩いて技術を習いに行き
優秀な1等工女となり地元に戻り指導者として活躍したそうです。

富岡に建設された理由は
1)養蚕が盛んで、原料繭が確保できる
2)工場建設用の広い土地が用意できる
3)外国人指導の工場建設に住民が同意
4)既存の用水を使うことで製糸に必要な水の確保ができる
5)燃料の石炭(亜炭)が近くの高崎・吉井で採れる

埼玉県、長野県も候補にあがりましたが
5)の石炭が一番大きな理由で富岡に決まったそうです。

そして
日本の資本だけで建てたこと
産業革命の原点
木骨レンガ造としてとてもいい状態で残っている
等々の理由で、世界遺産暫定リストに記載されたそうです。

たくさんの説明を熱心に聞いた一行は富岡製糸場を後にし
次の見学場所、みなかみ町 たくみの里 須川宿へと向かいました。


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