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木造塾公開講座 [情報・広報委員会]

8月に始まった、平成19年度「信州木造塾」が10月27日の公開講座をもって閉講しました。
こちらでもお知らせしましたが、最後の公開講座は塾生でなくても参加できます。
今年は、塩尻総合文化センターで行われ、埴科の塾生の皆さんと一緒に参加させてもらいました。
一日中降り続いていた冷たい雨のせいか、昨年より参加人数が少なかったように見受けられました。
そして、会場の空調設備が・・・寒かったですね。。。

講演は、まず、岡谷市の小口庭園グリーンエクステリアの小口基實さんより「庭と建築」と題し
ご自身が手掛け、ご自身が撮った写真を見せていただきながらお話を聞きました。
東京都板橋区の「さやの湯処」、大町市の「塩の道博物館」お隣の庭園
諏訪の苔泉亭(諏訪大社秋宮参道の古民家再生)、京都の茶室をご自宅の庭に再建した時の様子。
用意していただいた資料と、並んでいたスライドは、まだ他にもたくさんありましたが
残念ながら時間が足りませんでした。

大町市のお宅の庭は、「気が狂うほどにきれいな紅葉」の為
勝手に人が入ってきてしまうので門を作ったほどだそうです。

諏訪の苔泉亭には、土蔵を改造した「そば処萩月庵」があるそうです。

どちらも、是非、、、行ってみたいと思っております。

もうひとつの講座は、太田郁夫さんの「井楼(せいろ)組とその周辺」
ワタシにはちょっと難しい話しでしたが
各国の井楼組構法の写真等を見せていただきました。
特に、先生も初めて見て興味を持ったという、ロシアのキジ島木造教会は圧巻でした。
ウイキペディア ←画像をクリックすると大きく見えます。
1970年に公開され、太田先生は1974年に訪れ、「日本人ではあなたが二人目」と、言われたそうです。
世界遺産にも登録され、訪れる人も多く、今は修復保存が問題とされているそうです。
22ものオニオン(たまねぎ型)ドーム、道具はナタくらいしかなかった時代に・・・

世界の地震帯と井楼組の建築が数多く重なっていることもわかってきたそうです。

「今後どのようにその役割がグローバルに認められていくのか、注意深く見守っていく必要があろう」
と、結ばれていました。


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